ピーターサンドさんのねこ(作・絵/ルイス・スロボドキン 訳/清水 眞砂子)

ピーターサンドさんのねこ(作・絵/ルイス・スロボドキン 訳/清水 眞砂子)

青いリボンを巻いた猫ちゃんが周りに描かれた表紙です。
訳者はゲド戦記を訳した清水眞砂子さんです。

夏がくると普段街で暮らしている人たちがホタル島に戻ってきます。
別荘でいろいろな準備をして、ふと暖炉を見ると、何かが違って見えます。
「猫がいない!猫がいたらいいのに!」と、皆は猫を探し始めます。

なんて唐突な話なんだろう!やだなぁ・・・と思いました。
暖炉に猫がいたらいいのにって、まるで置物みたいじゃないですか?

ホタル島には、漁師をしているおじいさんピーターサンドさんが年中住んでいます。
数も把握していないほどたくさんの猫と暮らしています。

猫はあちこちうろちょろしているので、夏に別荘に戻ってきた人たちはピーターサンドさんの猫を連れて帰り、夏を過ごします。
そして、夏が過ぎると帰るのですが、猫への挨拶もなしに皆帰っていきます。猫たちは挨拶しているのに。

ある年、皆が帰ってしまった後、ピーターサンドさんは真っ白な毛で明るい緑色をした目の片方の上だけ黒い毛がはえた猫に出会います。
そしてこの猫を家に抱きあげて戻る時に足に怪我をしてしまいました。

「えぇっ、この話どっち向いていくの?!」と思いました。
この後から話は急展開していきます。
人間の未勝手さが初めに押し出されていますが、いったいピーターサンドさんはどうするのでしょうか?
これは読んでのお楽しみ。

真面目に考えると、ピーターサンドさん、自分自身の年齢も考えないといけないし、猫はすごい勢いで増えるので、避妊手術させた方がいいですよと伝えたくなります。

ピーターサンドさんのねこ