ボブという名のストリート・キャット(著者/ジェームズ・ボーエン 訳/服部京子)
まず、表紙が良いです。茶トラのボブの写真です。
ボブはこの本に書かれている通り、人の目を惹きつける魅力があります。
ついつい本を手に取ってしまいますね。
世界的に有名で、動画などでも見ることができます。
著者ジェームズは元麻薬中毒者で治療中、しかもホームレスです。
(イギリスのホームレスは日本と違い、住む場所は用意してもらえ、援助を受けています)
ある日、野良猫のボブに出会います。
ジェームズは自分の生活でもいっぱいいっぱい。
ボブが気になるものの、扶養することができるのかどうか・・・
しかし、一大決心!ボブと一緒に暮らしていくことにしました。
ボブは多くの人の目を惹きつけます。
ジェームズはボブを養いながらも、力をもらい、苦しい生活を乗り切っていくのです。
猫を扶養すること、猫から癒しをもらうこと、友情関係を結ぶこと。
ジェームズとボブとの生活からいろんなことを感じ取れ、暖かい気持ちになることでしょう。