そにしけんじ『ねこ戦 三国志にゃんこ』を読んでから、吉川英治『三国志』を読む

tag,

本紹介:ねこ戦三国志にゃんこ

そにしけんじさんは日本史や三国志を猫を主人公にしてギャグにしながら漫画で解説していらっしゃいます。日本史も三国志も興味がなかった私ですが、猫には興味があるので、苦手分野に猫が入るとどうなるのか試してみました。

そにしけんじ『ねこ戦 三国志にゃんこ』とは?

この『ねこ戦 三国志にゃんこ』と『ねこ戦 三国志にゃんこ弐』の2冊が発行されています。

漫画です。三国志にでてくる登場人物をほとんど猫(たまーに別の動物も。犬の趙雲とか)で描いています。
それだけで、猫好きには「おもしろそう・・・」って思いますが、実際面白いです。
猫の特徴を生かし、三国志のストーリーにあてはめて、ギャグ化しつつ、内容はざっくり伝わってきます。
4コマ漫画でサクサク読めます。
日本史も読みましたが、三国志の方が猫の書き分けがわかりやすいです。

ひとつのまとまったストーリーが終わると、まともな?簡易解説もついています。

どう面白いのか、ひとつ取り上げて説明しましょう。

董卓と呂布を戦わせるために貂蝉(ちょうせん)という美しい女性が罠をしかけるのですが、『ねこ戦 三国志にゃんこ』では、貂蝉が昆虫の蝉として描かれ、それを呂布や董卓がにゃにゃにゃにゃ!っと爪を出して戯れ興奮するのです。

あと、いなごの大群が押し寄せ飢饉になる場面も、人間にとっては災難なのですが、猫たちなので、いなごを捕まえようと興奮して楽しんでいるかのようです。

興味なかった『三国志』読んでみようか?

そにしけんじさんの『ねこ戦 三国志にゃんこ』と『ねこ戦 三国志にゃんこ弐』でサクサクっと読んで、三国志に興味がなかった私は、興味が出ました。
三国志の小説を実際に読んだ人はもちろん、漫画やゲーム、映画などで見たことがある方にとっては多少知っているでしょうが、私はそのたぐいも手を出したことがなく、全く皆無です。

ねこ戦 三国志にゃんこ』と『ねこ戦 三国志にゃんこ弐』を読んで、自分が好きなストーリーなのではということに気付かされました。
王の座を狙い、野心に燃え、策略と騙しあい、報復・・・その中にもキレイな人間関係も生まれる場合があります。

『三国志』の世界を小説で読んでみたいと思いました。
(私の趣味のひとつは毎日読書することです)

吉川英治『三国志』を読む

吉川英治さんの『三国志』は著作権がきれているので電子書籍で無料で読めますし、試しにKindleでダウンロードして読み始めました。

とても読みやすいです。
会話が多く、展開もサクサク早い!
文字密度が低いです。

内容は、とにかく、面白い!
こちらは傍観者なので、何でももわかった上で読んでいますが、登場人物たちが騙されてるのを見ていると「あんた、単純すぎだ」「なんて、懲りない人たちなんだ」なんて思ったり、戦いで蹴散らすように斬っていくのを読めば「強すぎやろ」と突っ込み入れたくなります。
それが、面白いんですけどね。

まだ読み始めたので、今は3冊程度ですが、意外と早く読み終われそうです。
Kindle版ですと、全12巻で1巻目は解説のような感じなので読まず(全部読んでから読もうと思う)、2巻からなので11巻分がストーリーです。
今後の展開も楽しみですー!

なお、文庫本ですと、全8巻です。

再度、『ねこ戦 三国志にゃんこ』に戻ってみる

吉川英治さんの『三国志』を読んでから、再度『ねこ戦 三国志にゃんこ』と『ねこ戦 三国志にゃんこ弐』を読み返してみて下さい。
知識は得ましたから、漫画のどこがおもしろいのかわかるので、さらに面白さ倍増です。

三国志好きなら、海外ドラマのこれもおすすめ

三国志に触れてみて、海外ドラマにはまっている私には三国志が好きな人におすすめしたいドラマがあります。

ゲーム・オブ・スローンズ

絶対おすすめが『ゲーム・オブ・スローンズ』です。

架空の話ですが、舞台は中世ヨーロッパ風です。薔薇戦争が下地とも言われています。
これは7王国があり、玉座を狙った戦い、野望、策略、騙しあいであり、人間関係でも敵同士が心を通わす、あるいは許すなどもあり、見ていて目が離せません。
敵でも好きな登場人物が出てくるのは、三国志と同じ。

『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ファンタジー色が若干入っていますが、ファンタジーは苦手という方でも、政治色が強いので、あまり気になりません。
むしろ、付加されることでより面白い内容となっています。
迫力ある映像です。

登場人物が多いので、最初はネットで相関図を探してみながら見ると、把握が早くなり、より早くのめりこめます。

(最新話のシーズン7は、スターチャンネルで2017年7月17日スタート。2017年5月6日時点で、Huluで6まで観れます。8で完結予定。)

DVDやBlu-rayも途中まで出ています。

ハウス・オブ・カード

『ハウス・オブ・カード』は現在が舞台ですが、政治サスペンス。野望、復讐。だますのは当たり前。

主人公フランク役のケヴィン・スペイシーが時々、画面に向かって語り掛ける時があるのですが、この演出が味を出してます。
もちろん、ケヴィン・スペイシーの演技も見もの。

(2017年5月6日時点で、Netflixで観れます。シーズン途中です。)

ウェントワース女子刑務所

『ウェントワース女子刑務所』は、タイトル通り女子刑務所内でのボス争い、策略、人間関係が描かれています。

小さな中の争いとは言え、あっちについたりこっちについたり、騙したり、自分の利益のためならなんでもやるぞというサバイバルドラマ。

最初は地味なドラマに思えますが、シーズンを追うごとにヒヤヒヤドキドキします。
オーストラリアのドラマです。

ちょっと話はそれますが、同じ女子刑務所ドラマのNetflixの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』は別のテイストで面白いです。
コメディタッチで、ウェントワースと対照的ですが。

(2017年5月6日時点で、Huluで観れます。シーズン途中です。)