猫にかまけて(著者/町田 康)

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町田康さんは、パンク歌手だけど芥川賞を受賞した人ということしか私は知りませんでしたが、猫が好きなんだということを知り、この本を読みました。

町田さんの独特の文章で書かれていて、それがとても「猫好き!」という印象も強めて、楽しく読めました。
中には涙する悲しいお話もありますが・・・

とにかく、猫ちゃんのセリフがおもしろい。
ココアさんの猫にありがちな姐さん系のセリフが特にイイですね。
表情も伝わってくる感じ。うちのルビーと照らし合わせながら、「ルビーも同じような感じで、同じようなこと、日々、言ってるんだろうな」と思いました。

ゲンゾーくんのランニングしてドアに飛びつく「サルーン」やら、おなかに飛び降りる「急降下爆弾」など猫独特の動作がおもしろおかしく描写されています。

でも、うちのネルもルビーも今年11歳になりますし、若い頃は器用にテレビの上からエアコンの上にジャンプしたりしていたんですが、もうできなくなっちゃいました。

やっぱり跳躍力は落ちてきますねぇ。

楽しい猫生活がたくさん書かれていますが、死についても書かれています。
看病のことや、そのときの心情も書かれていて、私も「こういう場合、私なら、どうするかなぁ・・・」と考えさせられました。
そうすると泣けてきちゃって・・・。
いやいや、まだまだネルもルビーも元気でよろしく!と心の中で思いました。

猫にかまけて (講談社文庫)