ねこのシジミ(和田 誠)

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ねこのシジミ(和田誠)

日本絵本賞受賞作品。

公園に捨てられていた仔猫。
ある日、ショウちゃんに拾われます。
シジミという名前をつけられ、かわいがられます。
シジミの名前の由来は、小さくて貝のシジミの殻の模様に似ていたから。

シジミという名前がありながら、家族はいろんな呼び方をします。
おかあさんが一番特殊で、「フジサキさん」。

動物が家族になると、「○○さん」「○○ちゃん」など、ついつい呼びますよね。
我が家も「ルビーさん」と呼ぶことがよくあります。
以前ペットショップの小鳥売り場でも、親子の会話で「鳥はタロウさんが食べちゃうかもしれないから、無理だな」というのを聞いたことがあります。
多分、タロウさんは猫ちゃんだったのかなぁと想像しました。

とても素朴な絵がのんびりと日々を送るシジミにぴったりです。
クスリと笑えるところもあるし、幸せに暮らしているシジミの姿に和みます。

和田誠さんの絵は素朴で温かみがあります。
私が真っ先に思い出すのが星新一さんのショートショート小説のカバーです。

ねこのシジミ (イメージの森)