あたしの一生~猫のダルシーの贈り物~(著者/ディー・レディー 翻訳/江國 香織)

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この本を手に取ったきっかけは、まず猫のイラストです。それだけでほしくなります。
そして、手にとって見ると、「あら!江國さんの翻訳なんだ!」と興味をそそられ、買いました。

ちょっと高飛車っぽいダルシーですが、猫らしい猫だと言えます。
ダルシーの「わたし」ではなく、「あたし」っていう翻訳はいいですね。

言葉やしぐさから、あぁ、猫たちってこんなふうに思っているのかもしれない!って思ってしまいます。
人間よりも猫の格が上というような・・・・・・。
よく、猫のしぐさや表情をみていると、人間と同じだなって思いますよね。

特にルビーは黙っていても、ごはんを待っているとき、私の目を見ながら、じーっと訴えかけてきているのがヒシヒシとわかります。
「まだ、ごはんの時間じゃないんでしょ?でも、早くほしいの。まだなの?まだなの?」
じっと見つめながら、私が「まだです」と言うと、「まだなのね。早く時間にならないかしら?」とガッカリした雰囲気で、目をほそめます。

この本は、ペットと人間いう関係ではなく、一緒に暮らす猫と人間の対等な愛情が描かれている良質な一品です。

あたしの一生―猫のダルシーの贈り物