愛猫が元気なうちに知っておきたい葬儀やお墓のこと

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人間でも同じなんですが、健康な時ってあまり死んだ後のことって考えてないですよね。でも、葬儀やお墓のことは、健康なうちに考えておくべきなんだと、昨年ネルの死をもって思いました。私たち家族がどういうふうにしたのかも最後に書きました。

健康なうちに決めておきたい理由

我が家の愛猫ネルは、昨年、病気に気づいてから2ヶ月で死去しました。14歳でした。
病気に気づいてからは、病院通い、皮下輸液、薬の毎日です。2回半日入院しました。いつどうなるのかわからない状態が続きました。
そういう状態の時に、葬儀とかお墓のことは考えたくないのです。
我が家はそれまで全く考えたことがなく、今まで猫を飼ったことがなかったため、経験もありません。まだまだ先のことと考えてなかったんです。

その時になって初めて、健康なうちに決めておけば良かったんだなぁと思いました。
病気でどうなるかわからない危険な状態までになった時に、そんな状態の時に話しあいたくないことを、私と夫はどうするか話し合いました。

猫(他のペットでも)が健康なうちにこそ、後悔などないように葬儀やお墓については先に決めておいた方がいいですし、あらかじめ段取りを知っておいた方が辛い気持ちの時でも頭を悩ませずにすみます。

火葬ついて

市町村または民間のペット葬儀業者に火葬してもらいます。

民間のペット葬儀業者はほとんど個別火葬がありますが、市町村では合同火葬しかしていない場合もあるので、事前に確認しておき、どうするか決めます。個別火葬では遺骨を引き取れるところもあります。合同火葬の場合は他のペットと一緒に火葬するので引き取れません。料金も個別の方が高くなります。

民間のペット葬儀業者の中には、移動火葬車というものがあります。

民間のペット葬儀業者に頼むと料金は高くなりますが、葬儀の立会いなどもできます。

土葬にする方もいるでしょう。近隣が密集した住宅だと土葬はもうあまり見られないかも知れません。猫ぐらいの大きさだと、火葬してから庭にお墓を作りお骨を入れるケースが多いと思います。所有の庭以外に埋めると軽犯罪になります。

火葬方法には主に3種類あります。

  • 自分で火葬場に運ぶ方法。車などあれば運べますね。
  • 送迎車で運んでもらう方法。車など運ぶ手段がない場合、送迎を頼みます。
  • 火葬炉を積んだ移動火葬車で自宅に来てもらって火葬する方法もあります。

葬儀の種類ついて

葬儀の種類はいくつかありますが、現在一般的に多いものを書きました。主な特徴です。

お別れの際は、お棺に愛猫が好きだったフードやおもちゃ、お花等入れることができますが、事前に確認が必要です。とりあえずいろいろ持って行って、その場で「これは入れてもいいですか?」と確認してもいいと思います。

料金は合同火葬、個別火葬(委託)、個別火葬(立ち会い)の順で高くなります。また、ペットのサイズで料金が異なります

合同火葬

合同で他のペットと共に火葬されます。そのため遺骨は引き取れません。他のペットと一緒に供養塔へ入ります。

個別火葬(委託)

読経、お焼香、お別れをした後、個別に火葬されます。遺骨を引き取ることができます。忙しい等の理由で立ち会いできない場合は、委託になり、骨壷に納めてくれます。その後のお墓については家族が決めます。

個別火葬(立ち会い)

読経、お焼香、お別れをした後、個別に火葬されます。遺骨を引き取ることができます。骨を家族の手で骨壷に納めます。その後のお墓については家族が決めます。

火葬、葬儀をどこでするか決めておく

何度か書きましたが、経験上、愛猫が健康なうちに決めておく方が、ギリギリの時に決めるよりも精神的に苦痛ではないと思います。

簡単に説明しましたが、火葬方法を決め、個別の場合は市町村にするのか、民間のペット火葬業者にするのか決めておきます。ネットで下調べして電話で気になることを確認するといいでしょう。電話の受け答えの印象がわかりますし、ネットの内容が古い場合もあるかも知れません。受け答えの印象や金額が明白か等は重要らしいです。事実そうだと思います。悪徳業者もいて被害にあわれている方もいるので、事件の記事も読んでおくといいですね。

いくつか検討の際に役立つサイトをいくつかピックアップしました。

お墓について

お墓に納骨する場合は今後もお墓参りをするので、自宅の近くの方がいいと思います。お寺のお墓では人間のお墓と一緒に納骨はできないそうです。

土葬にする方もいると思います。成猫など火葬せずに埋める場合は匂いなどの問題から深く埋めるべきです。近隣で嫌がる人がいるとトラブルになることがあるかもしれないので、よく検討した方がいいでしょうね。所有の土地以外に埋めると法律違反で軽犯罪になります。

他には、仏壇に置いておく散骨等もあります。人それぞれ考え方が違いますので、他人に迷惑のかからない方法で、自分がこうしたいと思う方法でするといいですね。ただ、いつまでもずっとずっと別れを嘆き悲しんだり、別れを認めないために遺骨を手元に置いておきたいというのであれば、もしかしたらペットロス症候群になってしまう場合もあり、それは辛いことだと思います。

参考:我が家のネルのとき

我が家のネルは2011年10月6日の早朝に死去しました。

顔やおなか等の汚れを湿らせたお湯などで拭き取りました。いつものベッドに保冷剤を入れて寝かせました。保冷剤は頭の周りとお腹に置きました。翌日が葬儀でしたので、保冷剤は何度か冷えたものに取り替えました。娘はまだ2歳だったので、死を理解できていませんでした。
夜には娘が寝た後、夫と一緒にネルの毛をといてあげました。

葬儀は、個別火葬の立ち会いを選びました。私たちは車で運びました。葬儀では、読経があり、ネルが好きだったフード、おもちゃとお花を入れてお別れしました。お花は葬儀場へ行く前に、花屋さんで綺麗な花を数種類入れ束ねてもらったものです。
火葬がありますので、拾骨までは時間があり、拾骨の時間を決めた後、いったん帰宅しました。
拾骨の時間にもう一度行って、拾骨をしました。ネルの小さな白い骨を拾い、最後に喉仏と呼ばれる骨を骨壷に入れました。
自宅へ持って帰り、写真、お花、フードなどを置き、線香もしました。

49日が過ぎた夫が仕事が休みの日曜日にお寺へ連絡しておき、納骨に行きました。納骨袋が必要でしたので、ネットで調べて私が作りました。白い生地を巾着型にミシンで縫いました。骨壷から骨を納骨袋へ移し、夫がペット供養塔(複数のペットが納骨されている共同墓地)へ入れました。私達がペット供養塔にしたのは、他のペットと一緒の方が寂しくないだろうと思ったからです。また、庭にお墓を作らなかったのもそういう理由もありますし、私達が死んだ後も供養塔であればいろんな人がお参りに来てくれるからです。これは私たち家族が決めたことで、他にもいろいろな考えがあるかと思いますので、それぞれの家族がいろいろ検討して決定したら良いと思います。お坊さんが読経してくれました。これからもずっと読経してくれます。

いろんなペット供養塔があると思いますが、ネルが入ったところではネームプレートも希望であればつけてもらえますので、作りました。すでにいくつかのネームプレートがついていました。ネルは、このネームプレートのお友達と一緒に入っているんだなぁと思いました。

今年のお盆にもお墓参りに行きました。お花がたくさんでした。お供えもできますが、フード類はカラスなどがきて散らかすので、持って帰らなければなりません。相変わらず、3歳の娘にはまだ死が理解できないため、帰りの車の中で「ネルくんに会ってないよー!いてないよー!」と泣いていました。(しばらくするとケロっと忘れて泣き止んでいましたが・・・)幼児には死について説明が難しいものですが、幼児中にペットの死を体験しても(死を理解していないですが)ネルが家族にいたということはずっと忘れないのでしょうね。

健在のルビーもいずれ同じお墓と決めています。健康で長生きできるようにしたいです。

ぼかしてますが、供養塔の隣にあるネームプレートです。